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【最大手のネット証券】SBI証券のメリット・デメリットを解説【初心者におすすめ】

SBI証券は業界最大手のネット証券で、投資初心者が最初に開設する口座としておすすめです。

手数料も安くPTS取引やIPOの取扱いなどサービスも充実していますので、メリット・デメリットを詳しく解説します。

SBI証券のメリット

ネット証券最大手

SBI証券は、証券総合口座数は2024年6月末時点で1,200万口座、預り資産残高は約40兆を超えている最大手のネット証券です。

業界第2位の楽天証券は、2019年6月末での口座数は1,100万口座、預り資産は30兆円となっています。

最大手のネット証券会社ということは、使いやすさや手数料などを総合的に評価されて多くの人に選ばれていることになります。投資スタイルはその人によって異なりますが、最初に開設する口座としておすすめです。

手数料が安い(ゼロ革命なら手数料0円)

SBI証券の手数料には、「スタンダードプラン」「アクティブクラン」の2種類があります。

どちらも業界の中で最低水準の手数料となっていて、取引額が小さい初心者や売買回数が少ない方にはアクティブプランがおすすめです。

そしてSBI証券には「ゼロ革命」というものがあり、国内株式の取引手数料は0円となります。
電子交付サービスに申込すると適用されるので、特別な理由がない限り申し込んでおくと良いでしょう。

プラン特徴
スタンダードプラン1回ごとの取引金額で手数料が決まる
国内株の取引手数料の1.1%をポイントバック
アクティブプラン1日の取引金額の合計で手数料が決まる
現物取引が300万円、信用取引100万円まで手数料0円
SBI証券

PTS取引で夜間の取引もできる

SBI証券は夜間取引(PTS)にも対応しているため、取引所が開いている時間以外も株式の取引ができます。
PTSとは日本証券業協会の定める規則などにしたがって行われる、取引所金融商品市場外取引のことです。

国内株式は東京証券取引所が開設している9:00~11:30と12:30~15:00が取引可能です。

一方PTSの取引時間は、8:20~16:00(デイタイムセッション)と17:00~23:59(ナイトタイムセッション)となっています。
PTSを利用すれば海外の株式市場の動向、経済ニュースを見ながら取引ができます。

取引営業時間
通常の取引9:00~11:30、12:30~15:00
PTS取引8:20~16:00 (デイタイムセッション)
16:30~23:59 (ナイトタイムセッション)
SBI証券

SBIハイブリッド預金で高金利

住信SBIネット銀行を合わせて利用すれば、SBI 証券の株式や投資信託の買い付け余力に自動的に充当される 「SBIハイブリッド預金」が使えます。

SBIハイブリッド預金では金利が0.03%であるため、メガバンクがおよそ0.02%の金利であるのに対して約1.5倍高金利です。

株式投資に使わない資金は、SBIハイブリッド預金自動的に振り替えることで、投資に使わない資金もこ運用することができます。

IPO(新規上場株式)の取り扱いが多い

IPO(新規上場株式)は短期的には上昇しやすい傾向があり、抽選に当たれば利益を得られる可能性が高く、「ローリスク・ハイリターン」の投資として非常に人気が高い商品です。

SBI証券のIPO取り扱い銘柄は、ネット証券業界の中では毎年最多となっているためチャンスは多く、このことも業界最大手である理由の一つになっています。

デメリット

スマートフォンアプリで国内株式と米国株式を一括管理できない

SBI証券のスマートフォンアプリは国内株式用、米国株式用、FX用、先物・オプション用などに分かれていて、国内株式と米国株式を1つのアプリで管理することはできません。

幅広く投資をしている方はデメリットかもしれませんが、NISAの積立をしている場合は設定したあと積立アプリで確認するだけなので気にする必要はないかもしれません。

SBI証券のまとめ

SBI証券は業界最大手のネット証券で、投資初心者が最初に開設する口座としておすすめです。

手数料が安いのはもちろんのこと、PTS取引やIPOの取扱いなどサービスも充実しています。

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